ポーランドの都市グニェズノでは、地方議員のトマシュ・ラデックが、スクランブルエッグを調理する珍しい方法を思いつきました。彼は市内中心部の熱した金属製のベンチで卵を 15 分で調理しました。以前は樹木、花壇、芝生がありましたが、現在は金属製のベンチと稼働していない噴水があり、コンクリートの砂漠になっていると政治家は指摘しました。市民の間では、街の再建に失敗したと言われております。


アルコールは、世界中の人々のほぼすべての料理に欠かせない食材です。ワルシャワでは、ヴィスワ川の堤防での飲酒について深刻な政治的事情があります。事実、ヴィスワ大通りとポニアトフスキ ビーチは、ワルシャワで屋外にてアルコールを飲むことができる唯一の公共の場所です。しかし、最近は新型コロナウイルスの影響で禁止されていましたが、5 月 16 日以降、ポーランドでは制限が解消された為、ヴィスワ川のほとりで再びアルコールを飲むことができるようになりました。 Delamereクリニックのイギリス人科学者のグループによると、ポーランドはアルコール依存症に関してヨーロッパで4番目にランクされており、すべての住民が禁止の解除を歓迎していません。ウォーターフロントに位置する住宅団地とワルシャワの漕艇コミュニティ (Warszawskie Towarzystwo Wioślarskie) の代表者を含む活動家グループは、ワルシャワ市庁舎に対し、大通りでアルコールの飲酒をしないよう要求しています。しかしワルシャワ市役所は、市民が川の近くで飲む権利を尊重しています。その為、論争は裁判になります。



第 21 回平等パレードがワルシャワで開催されました。今年はポーランド人がウクライナ人と一緒に開催しました。 ウクライナ10周年記念平等パレードはキエフで開催される予定でしたが、ウクライナでの戦争の影響により、ワルシャワで合同開催されました。今回は主催者の決定により、過去7年間ポーランドのパレードに参加したロシアのトランスジェンダーの代表は、ロシアの旗を持ち、歩くことを禁じられていました。しかし、パレードの主催者は、ロシア人個人としての参加には歓迎の声明を出しましたが、トランスジェンダー代表者はロシア国内で激しく非難されました。ロシアでは、トランスジェンダー等の表現の自由は無く、活動等は厳しく制限されています。


夏が続き、ポーランドだけでなく世界中で記録的な暑さが続いていますが、気温だけではなく政治や論争はここポーランドでヒートアップしています。

      Equality Personal Union ワルシャワ編集部  記事・撮影 MAKHOTIN ILYA

By EPU

One thought on “灼熱のポーランドの地方政治と世論”
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